片手でも;  私は、脳卒中で、片手・片足が不自由で 、人工透析を行っています。ぜひ、情報を共有していきましょう。茨城県 つくば市

  

右手に杖

 右半身が不自由で右手は杖(つえ)をついて歩いています。いろいろな杖を使ってみました。その使い勝手を以下に記述します。今は、トイレ、洗面所は1本杖(T字型杖)を、食事は4本杖(多脚型杖)をつかっています。要は狭いところ、ドアを開閉するところは4本杖では不便です。
介護保険が使えますので、購入または、レンタルするときに、担当者にお聞きください。

T字型杖
 T字型杖、もっとも普及しているタイプの杖です。 手首の力が利くよう把手と支柱に角度が付けてあります。握りは、比較的まっすぐで握りやすくなっています。支柱は把手の中央についているものの方が、力がまっすぐにかけやすくなりますが、支柱が指の間に入るためにやや持ちにくくなりがちです。 重さは、200gから500gです。

多脚型杖(多点型杖)
 多脚型杖(多点型杖)一本杖よりも一層の安定を求めてつくられたものが多脚杖です。把手は一つですが、脚が4本(1部に3本)に別れています。着地面積が広く、安定度は高くなっています。体重をかけても倒れにくいので、立つ姿勢の悪い患者の歩行訓練に適しています。比較的軽いので、腕の力が弱くても使えます。脳卒中後遺症の片麻痺の初期歩行訓練などに使われます。

ロフストランドクラッチ
 ロフストランドクラッチ前腕固定型杖といい、杖の上部が握りの上まで伸びて、そこに前腕カフがついていて、腕を通して固定できます。握りと前腕の2点で支えるので、腕の力も使えます。握力が十分にないとき有効です。片手しか使えなくとも、前腕カフで杖をさげて、用事をすることもできます。下半身麻痺者、下肢に体重をかけられない骨折、捻挫、股関節症、下肢切断、片麻痺の人などの歩行補助にむいています。


T字型杖

多脚型杖(多点型杖)

ロフストランドクラッチ